
2月14日は「煮干しの日」だという文章を書きましたが,「煮干しの日」って,なかなか普及していないように思えます。あまり使われていないのでしょうか? でもほぼすべてのスーパーで煮干しは売られていますよね? 煮干しは最近はどれくらい使われているのでしょうか?

わたしは岡山県で生まれて,子ども時代を岡山市で過ごしたのですが,子どものときに手伝いで,煮干しの頭をもぎ取る仕事をよくやらされたのを覚えています。
煮干しの頭をとったり,さやえんどうの筋をとったりの手伝い,今となってはとっても懐かしい思い出です。
というわけで,味噌汁の出汁は煮干しでとっていたのですが,それは,岡山が瀬戸内海に面している県だからなのでしょうか。東京の方では,カタクチイワシといえば千葉県の名産ですから,東とか西とかあまり関係ないのでしょうか? それとも,やはり西のほうが煮干し文化圏で,東は鰹節・昆布文化圏なのでしょうか。いまでもそうなのでしょうか。
いまや東京に住んでいる時間のほうが長くなってしまった我が家では,鰹も昆布も煮干しも使っています。しかしわたしが味噌汁を作るときは,かならず煮干しを使います。
煮干し出汁,美味しいですよ。ぜひ使ってみてください。頭だけでなく,内蔵も取り出して,身だけで出汁を取ると,より一層美味しい出汁が取れます。

