今日の仮説社

 

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うつむくギリシャ彫刻

 先にお知らせした「がちゃがちゃ版・ギリシア彫刻のミニチュア」は,その後も数をふやしています。
 そのどれにも,まずは〈黒目〉と〈眉毛〉とを描きいれてから並べています。
 すると,「どうしてギリシアの人々はみんな,あんなにうなだれているのだ?」ということが気になりました。
 小さい像ですから,私が目を上げたときに見返してもらえるように,ちょうど目の高さの棚に並べています。
 ところが,どの像も目を伏せていて,私を正面からは見返してはくれないのです。全員ですぞ!

20080128うつむくギリシャ彫

 こんなことは,世の中の人には常識なのでしょうか?
 「こいつ,こっちを見ろよ!」といじくっているうちに,私も「はは~ん」と気が付きました。
 もとの像は,おそらく実際の人間よりかなり大きいのでしょう。
 作者はその像が展示されたときのことを考えて,前に立った人間と目があうように,像にうつむかせているのです。
 そう思って,やや下からのぞいてみたら,みんなして,私を見つめかえしてくれました。

20080128見返すギリシャ彫刻


 よかったよかった。


 なお,黒目を描きこんでいるうちに,「彫刻家は目のあたりに工夫をこらしているらしい」と思うようになりました。
 もちろん,全ての部分に工夫をしているのでしょうが,「同じ形の目がない」ことに感心しました。

 ぐるぐる動かしながらながめていると,まるで違った表情が見えてきます。
 上のほうから見下ろすと,例外なく,根性が悪そうに見えます。
 うなだれているだけでなく,表情もくらい。
 作者は,そんな角度から見られることは計算してないことがわかります。(あたりまえ!)

 こんなことも,うんと小さいからできることです。
 大きなホンモノは,もし「あげるよ」といわれても,置くところがないから,いりません。
 でも,もし本当に「あげる」といわれたら……もらっちゃうだろうなあ……。(三)

20080128ひそひそ話
題「ひそひそ話」

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彼はもはや石のように動かない

このブログに使われている写真は,
ブログ開設当初からだいたい携帯電話のカメラを使って撮っています。
最近の携帯電話のカメラはなかなか高性能なので,
ちょっとした写真を撮る時にずいぶん重宝していました。

重宝していたのですが……。

20080124ケータイ
ぼろっ。

先日,自転車で走っている時に落っことしてしまいまして,
ご覧の通りの有様になっていました。
壊れてます。非常に,完全に。
当然のごとく起動しません。
顔色も真っ白。

発見したのが落としてから3時間後だったので,
その間に誰かに踏まれたのかもしれません。
夜だったし。

とりあえず携帯屋さんに持っていったのですが,
携帯屋さんでは手の打ちようがなかったので,即メーカー行き。
現在,中のデータを救出できるかどうか挑戦中です。

でも,悪い人に拾われて悪用されることを考えたら,
壊れるぐらいで済んで本当に良かったと思います。
悪用されたら色んな人に迷惑がかかってしまうので……。
ですから,見つかった時は(完全に壊れていましたが)ホッとしました。

みなさま,携帯電話は落とさないようにしましょう。
見つかるまでの間,怖いですよ。(次)

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ミニ彫刻がちゃがちゃ

 青森の萠出浩さんが,ちょっと東京・新宿にでかけたといって,大手の画材屋さん「世界堂」で「ミニ・ギリシア彫刻」をたくさん買ってきました。
 その彫刻は,高さが5~6センチほどしかありません。でも,マルス,ビーナス,ヘルメス,ブルータスなど,10種類もあって,しかも,とても精巧にできています。
 色あい,肌ざわりも,もとの彫刻にあわせて石膏風だったり大理石風だったり。
 すぐにほしくなりましたが,気になるのは値段です。

 それがなんと,「世界堂の店内に置かれている〈がちゃがちゃ〉で,1コ200円」と聞いて,驚きました。さすが,「お楽しみ科学実験出前屋」の萠出さん,ちょっとのマに面白いものを見つけてきますねえ。
 これは,すぐに買いにいかなくちゃ。
 しかし,「〈がちゃがちゃ〉だから,運が悪いと同じものが出てくるよ」とのことです。

 萠出さんから,だぶっていた「ヘルメス」と「ラボルト(パルテノン・ヴィーナス)」をゆずっていただきました。

20080118使用前
 これはヘルメス。

 がちゃがちゃのカプセルにはいっていた説明書には「石膏デッサン入門」(yujin)とあり,それによれば全部で20種類あるそうです。
 当然でしょうが中国製。
 ただし,「製作協力すいどーばた美術学院」とあります。

 さて,たとえ小さくても,これだけ安くギリシア彫刻が手にはいるなら,かねてより気になっていた実験?をしてみたいもの。
 それは,「ギリシア人は,彫刻に色をつけることを考えなかったのか」ということ。
 本物の大理石には,色がつけにくいのでしょう。
 ならば,私が,かわって……。
 一番気になっていたのは目ですが,ついでに眉毛と唇も。
 う~ん,すごくおもしろい!
 ヘルメスは「富と幸運,泥棒と仕事の紙」だそうですが,目,まゆげ,唇に色をつけただけで,ぐっと庶民的な顔になりました。

20080118使用後
 ヘルメスメイクアップ!

 ついでに,「ヴィーナス」も。
 う~ん,う~ん,ますます面白い!

20080118メイクアップ
 身近にいそうですね。

 ヘルメスのモトの像はギリシアのオリンピア美術館に,また,ヴィーナス像はフランスのルーブル美術館にあるそうです。もちろん,美術館ではこういうことしないようにね!
 
 「世界堂」のある場所は,ネットですぐに検索できます。
 でも,大きな画材屋さんや文房具屋さんに,もし〈がちゃがちゃ〉があったら,要チェック!



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もうすぐ春ですね

ちなみに東京では昨夜初雪が降りました。

初雪とは全然関係ないのですが,
今日はリブロ池袋店に春のフェアの打ち合わせに行きました。

この書店さんでフェアをするのは初めてです。
「どの場所にどういうふうに品物を展示するか」
「棚が使えるか否か」みたいな話をして,
結局エスカレーターを降りて正面の,
かなり良い場所を使わせていただけることになりました。
わーい。(次)

080117リブロ池袋
フェア開催予定地。
細かいことはまだこれからですが,いいとこです。

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干し柿,キミコ方式,秘密の果樹園

「キミ子方式」の松本キミ子さんがちょっと体調をくずしたというので,
9日,お見舞いに行ってきました。
すでにお元気そうになっていて,とてもホッとしました。

「自作の干し柿」をいただいたので,写真でお目にかけます。
「近所に渋柿をみつけたので,木にのぼって十個とってきて,
皮をむいて,日向に並べておいた」そうです。
親指と人差し指で輪をつくったくらいの大きさです。
まだ丸々としているし,色も赤味がのこっているので,
味のほどは怪しいと思ったのですが,思いきってガブリとやったら,意外と甘い!
これなら……と思っていたら,ググググッと,渋みが広がてきて,しばらく口中がマヒ。
「渋み」というのは,独特な味ですね。
味というより,一種の麻酔のような感じがします。
キミ子さんに訴えたら,
「ごめんごめん,皮が残ってるから,そこは食べちゃいけないのよ」と言われました。
でも,どこが皮か,わからないよ~。
というわけで,別に一つ,見本にいただいてきたわけです。

それから,〈干し柿作成中〉のスケッチや,大イチョウ,枯れ葉各種,
オレンジなど,最近の作品をたくさん見せていただきました。
「こういう枯れ葉は,キミ子方式で描けば,私にもこの程度に描けそうだなあ」
なんてフソンなことを言いながら……。
そういうことを言えるのが,キミ子方式のすばらしさですね。
つまり,「教わる前と後では,見方・考え方がまったく違ってしまう」ということ。

さて,たのしい時間をすごし,おいとまするとき,
「オレンジがなっているのに誰もとらないすごい場所」にも案内していただきました。
たしかに,ありました。
これを「オレンジ」といっていいのかどうかわかりませんが,見た目には,とてもみごとです。
しかし,手のとどくところには,一つも残っていません。
誰もとらないのではなく,みんながとれないところにあるのだけが残っているようです。
あきらめようかと思ったら,
なぜかボロ傘が目立たない枝にかかっているじゃないですか。
う~ん,そうか。
「この傘の柄にひっかけてとりなさい」という先人の親切ツールにちがいありません。
そこで,グイッとやったら,あら,ずいぶん葉っぱもついてきちゃった。

キミ子さんのお話は,いつも真剣なのに,童話のようで,たのしいです。

渋柿とオレンジのある場所は……ないしょにしておきます。秘密の果樹園です。(三)

20080111みかんと干し柿


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世界の〈はつゆき〉

 昨年の暮れ,〈はつゆきプロジェクト〉の展示会に行ってきました。

 〈はつゆきプロジェクト〉というのは,「世界の紙で〈はつゆき〉を切る」をテーマに,いろいろな人に『紋切り型・雪之巻』に入っている〈はつゆき〉の形を身近な紙で作って送ってもらうというものです。

hatuyuki.jpg
これが〈はつゆき〉の紋

 『紋切り型』シリーズの著者としておなじみの下中菜穂(しもなかなぼ)さんが中心となっています。

 東中野にある「cafeポレポレ坐」というところが第1回目の展示場所でした。
 (ちなみに「ポレポレ坐」というのは映画館で,新人作家作品やドキュメンタリー作品にこだわって上映しているそうです。今回の会場はその付属cafe&ギャラリーでした)
 こぢんまりとした会場でしたが,いざ入ってみると広~く感じました。世界中の人々からメッセージ付きで送られてきた〈はつゆき〉が所狭しと展示されており,見るべきところがたくさんあるのです。作品を眺めるだけでも楽しいのですが,添えられたコメントもすばらしい!
 あれもこれもと見ているうちにアッという間に時間が過ぎてしまいました。

071223_1549~0001
会場の様子。……画質が悪くて残念。右側の川のような展示物はナイロビ日本人学校の生徒さん達の〈はつゆき〉。

 パリ,ドイツ(ハイデルベルグ),ペルー,中国,ラオス,イタリア,ケニア,マニラ……などなどの国から送られてきた〈はつゆき〉も見ることができました。
 ケニアの〈はつゆき〉は赤や黄色,緑など,色とりどりで目に楽しいものでした。
 私は〈はつゆき〉と言われたら白か薄い水色を選んでしまうなぁ。こんな鮮やかな色は選べないなぁと作品の前でカルチャーショック。

 また,クリエイターの方々の「はつゆき」作品というものもありました。
 時計ありバッグありコラージュ作品あり。漆の椀まで!
 これまた違った切り口からおもしろいものを見ることができました。

 ところで,展示物を見ていたら「あ~,私も切りたい!」という欲求がむくむくとわいてきました。
 ふと,カフェでお茶を飲んでいるお客さんを見ると,みんなうつむいています。よく見ると一心不乱に「紋切り」をしているではないですか! みんな「私も切りたい!」という気持ちになっちゃうのでしょうね。(裕)

 今後の展示会の予定は,1月31日まで東京丸の内・新丸ビル4Fの「デリエ・イデー」にて「はつゆき」展,1月13日(日)~2月3日(日)新東京ビル1Fの「MARUNOUCHI CAFE」で展示会があります。
 〈はつゆきプロジェクト〉についての詳細は,こちらをご覧ください。
 〈はつゆきプロジェクト事務局〉の「もの部ログ」では展示会の様子などを見ることもできます。


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あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

本年の営業は5日からですが,4日より私は
仮説実験授業研究会・冬の大会(於:埼玉県熊谷市)
に参加してきました。
大会は1月の4日から6日まで。
北は北海道,南は沖縄から170名ほどの方が集まりました。
湯沢光男さんの静電気実験を見たりして,たのしく過ごしました。
もちろん,本やおもちゃも販売しました。

大会は昨日で終了して,
今日から『たのしい授業』2月号の編集作業が始まります。(淳)

20070107かどまつ
松尾政一さんからいただいた門松。美しいです。
ありがとうございました。

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