今日の仮説社

 

倉庫のある景色

 10月22日(土曜日),総勢4人,早起きして,山梨県大月市にある「倉庫」に行ってきました。
 ここには主に『たのしい授業』のバックナンバーが保管してあります。
 今の出版界では「古い号のご注文にも応えられます」なんていうのは,まず間違いなく「馬鹿みたい」と言われるでしょう。(採算ががとれないから)
 その「馬鹿みたいなこと」を支えてくれるのがこの倉庫。

 在庫を確認して,破損のはなはだしいものは廃棄(涙)。

 倉庫は,岩殿山という岩山の裏側にあります。
 まわりには,平坦なところがほとんどありません。
 昔は林業が中心の集落だったとか。
 傾斜地は,大菩薩峠にもつづいています。

 「去年はほとんどならなかった」という柿が,たくさん実っていました。
 小粒ですが,真っ赤に熟しているのはとろっとして甘かった。
 で,固いのにもかぶりついたら………………。ううう。

111025大月-2

 この山里では,大気中の放射線はいかほどか。
 たまたま前日にとどいた「新発売の格安ガイガーカウンター」を持っていきました。(エステー製。1万円弱,ガンマ線のみ計測……シーベルト/時)
 倉庫の前に立って計ったところ,0.04マイクロシーベルトでした。
 山の中でも,けっこうあるものです。
 何度も計れば,平均はもっと低いかも。

111025大月-1

 ちなみに,東京,高田馬場にある仮説社,社内(二階)では,0.11マイクロシーベルト/時。
 時間をおいて計ったら,0.05。
 玄関に立っていると,0.14。
  
 大家さんの井上正規さんはご病気で会えませんでした。
 倉庫の右側に見える建物は,井上さんが生まれ育ったという旧屋です。
 築百年にはまだまだですが,心やすらぐたたずまいです。(三)

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ちょっと遅めですが,〈キミ子方式体験講座レポート〉

 先週の金曜日,第一回目のキミ子方式体験講座が開かれ,私(伊丹)も参加させてもらいました。
 
 一週間が経過した今頃になって報告するのは,私の不精のせいではなく,それくらい考えさせられることがたくさんあったからなんです! (よって,今回は長文です。)
 
 第一回目のテーマは「三原色を使った色づくり」。
 でも正直に言うと,「描こうとする対象もないのに,子どもみたいに色を混ぜ合わせることに熱中できるだろうか」と少し不安を感じていました。
 
しかし,いざ始まってみると,こんな単純な作業(講師の松本一郎さん,すいません)がじつにおもしろいこと!
  
 〈黄と青を混ぜると緑になる〉,私はこんな単純なことに感動しました。
 赤と白でピンクになったり,赤と青で紫になったりするのはなんとなく予想がつきます。でも,黄色と青から緑になるのは,何回繰り返しても不思議で,不思議で。
 (色の三原色の知識がある人には当然のことだと思うのですが,私は以前から色の三原色を覚えようと本を読んで何度調べていも,まったく記憶として定着してなかったのでした……。)

姿勢のいい婦人_convert_20111015181127
作品にサインを入れる婦人

 ところで,皆さんも小学校や中学校のとき,たくさん種類の入った絵の具の方がいいような気がした記憶ってないですか? 私は自分の持っている12色の絵の具よりも,友達が持っている24色入り絵の具が羨ましく思えた記憶があります。ところが今回,たった3色の絵の具を使って色作りをしてみたことで,おもしろいことに気付きました。
 それは,〈出来合いの色が豊富に用意されていればいるほど,ものを見る努力をしなくなる〉ということです。
 
 はじめから色が用意されていると,やはりモデルをいいかげんにしか見ない,そう思いません? ふつうはわざわざ自分で色を作るところからやろうとはしないでしょう。狙い通りの色ができるわけでもなく,時間も掛かるとなれば,つい絵の具箱に手を伸ばしたくなりますよね。私にとっても絵を描くということは,なんとなく「まぁこの色でいいか」くらいの気持ちで〈絵の具を選ぶ〉ということだった気がします。

 でも,よく考えてみると,これは〈絵の具の色に物の色を合わせている〉だけですよね。〈あらかじめ自分が抱いていたイメージへ向けて,モデルの印象を押し込んでいる〉とでも言ったらいいのでしょうか。
 こういう絵の描き方(絵を描く態度)は,描いている本人も楽しくならないように思います。描くことを通じて,普段とは違ったものの見え方を発見するわけではないですから,絵を描くということが〈自分のイメージとはほど遠い劣化物を再生産する不毛な作業〉にしか感じられない気がするんです。実際,美術の授業で私が記憶しているのは,ほとんどいつも自分のイメージ通りに描くことができず,描いている最中,嫌気がさしていたということです。
 
 ところが自分で色作りをやってみると,身の回りにあるものを「あぁ,この色はどれとどれを混ぜ合わせたらいいかな」と考えながら見ている,なんてことが起こるようになってきたんです。こんなふうに,〈じっくりものの色を見つめる〉なんてことは,ふつうに生活しているだけで身に付くものではないですよね。それなのに,絵を描くときにいきなり「モデルをよく見て描くように」なんてアドバイスされたりするから,多くの人は何をどうしたいいのか分からず,困ってしまう…。多くの人はこういう経験に覚えがあるのではないでしょうか。
 
 ところが,です。「これは何色と何色を,どれくらいの割合で混ぜればいいな」と考えながら見るのであれば,がぜん注意が持続するようになります。考えているからこそ,じっくりと見ることができるようになります。
 少なくとも私は,今回色作りを体験してみるまで,こんなふうに純粋にものの色に注意し,それをじっと見つめるなんてことは出来ませんでした。「あぁ,こういうものの見つめ方があったのか」となんだか嬉しい発見をした気持ちです。
 もちろん,第一回のキミ子方式体験講座では,初歩の初歩である色作りを終えたにすぎません。それでも,「これを続けると,どうやら普段とは違った〈ものの見方〉ができるようになるかもしれないぞ」という期待が膨らんでいます。
 次回がますます楽しみになった初回の講座なのでした。

                         *

 さて,長々と報告というか感想を書かせてもらいましたが,ここでようやく第二回キミ子方式体験講座開催のお知らせです。
 
◯「第二回キミ子方式体験講座」

【講師】松本一郎さん(キミコ・プランドゥ代表)
【テーマ】「〈モヤシ〉を描く」
【日時】11月4日(金曜日)18時30分~
【場所】仮説社
【定員】5名(先着順)
【料金】お問い合わせください(※仮説社主催のためちょっぴりお得)
【問い合わせ先】仮説社☎03-3204-1779
        または仮説社ホームページの「意見・感想・おたより」から

 社内スペースの都合で,今回も定員は5名ほどに限らせていただきます。先着順ですので,興味のある方は早めにお問い合わせください。


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来年の話をしよう

先日,『たのしい授業』の表紙デザインをしてくださっている,デザイナーの馬場雄二さんが仮説社にいらっしゃいました。

馬場先生はフジサンケイグループのロゴをデザインしたことで有名で,テレビ番組「世界一受けたい授業」にも出演なさっています。
(仮説社からも『漢字の宝島』『漢字遊びハンドブック』などの本が出ています)

『たのしい授業』の表紙は毎月漢字や地図などにちなんだクイズになっていますが,来年からの表紙の打ち合わせをしにいらっしゃったのです。

いろいろたのしいアイデアを見せていただき,実際にクイズをやってみたり,アイデアを出し合ったり……
たのしく打ち合わせをすることができました。

え? どんなアイデアが出たかって?
それは来年からのお楽しみで~す。(じ)

111012馬場さんご来社
打ち合わせ中……

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『「子」のつく名前の誕生』の書評

 『日本教育新聞』(9月26日号)に,
 橋本淳治・井藤伸比古『「子」のつく名前の誕生』
 の書評が掲載されました。
 「高校生や大学生をはじめ,現場で身近な話題に興味・関心を持ち〈楽しく研究してみたい〉多くの方に読んでほしい好著」(評者・八木雅之氏)とのことです。
 
 
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体験講座のお知らせ(追加)

今週金曜日に予定されている「キミ子方式体験講座」,
定員に若干の空きがありますので,お知らせの追加です。

実は今回の体験講座,参加費1000円 でキミ子方式を体験できる,特別な機会です!
(しかも自分で道具を用意する必要もありません。)

キミ子方式のことは知っていても,自分一人では描いてみる気になれなかった方,「アートスクールはちょっと敷居が高くて…」という方,興味はあったけど自分で道具を揃えるのが億劫だった方,そんな方がおられましたら,この機会にぜひ一度体験講座に参加されてみてはいかがでしょうか?

参加ご希望の方は,仮説社までお問い合わせください。


◯「キミ子方式による絵画教室体験講座」

【講師】松本一郎さん(キミコ・プランドゥ代表)
【日時】10月7日(金曜日)18時30分~
【場所】仮説社
【定員】若干名
【料金】1000円
【問い合わせ先】仮説社☎03-3204-1779
        または仮説社ホームページの「意見・感想・おたより」から


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